東福寺の紅葉
東福寺の紅葉は、美しいことでかなり有名なので一度は訪れてみたいお寺の一つでした。12月上旬タイミングとしては遅いと感じながらも意を決して出かけてみました。境内の一番南側から入るといきなり大きな山門が出迎えます。この山門は、国宝に指定されています。特別公開時のみ拝観料金を支払うことで山門に登ることができます。この門は、1425年に再建され高さ22メートルもあり現存する門としては最古で最大とのことです。
東福寺 光明院は、京阪電車の場合 鳥羽街道駅で下車徒歩5分くらいです。
地図は、google mapより引用
東福寺の境内の案内図です。公式ホームページ情報より引用
東福寺本坊庭園(方丈)・通天橋・開山堂
共通拝観券 8時30分 1000円を支払い紅葉狩り開始です。
受付を通過すると眼前には落葉したモミジの葉っぱにより地面は、覆いつくされ正に赤い絨毯です。
京都の紅葉の名所のひとつとして知られる東福寺。境内には約2000本のもみじが植えられ、その紅葉は京都随一とも言われるほど。この圧巻の紅葉を見ようと毎年多くの観光客で込み合うのが当たり前ですが、今年はコロナのせいもあり且つ、時期的には最後のシーズンに近いため、空いている中で紅葉が見れたことは大変良かったです。
わー凄いとつい声が何回も出ていました。
この感動は、写真だけでは伝えられないです。やはり実物を見るのが一番かな。
正に赤い絨毯です。
朝8時40分頃撮影
光の当たり方によってもモミジの色が違う。埋め尽くされた落ち葉は、正に圧巻です。
紅葉名所として京都でも屈指の人気を誇る東福寺。約2,000本もの紅葉が植わる通天橋・開山堂エリアの紅葉は、聞きしに勝るものがあります。紅葉の大海原を前にした通天橋からの記念写真も撮影カメラマンが多いです。
黄色いモミジも残っており、鮮やかさに色を添えている。
東福寺には、4つの庭があるがその中の一つ南庭が下の写真 色々形の違う石が置かれているが、それらの石にもちゃんとした名称があるようです。
大分紅葉は、終わりかけている部分もあるけど、まばらながら最後の紅葉を楽しめました。
川の流れに沿って流れゆく、落ち葉も見ものです。
何とも美しい紅葉で、何回もすご~いの声が出ました。
光明院は東福寺の南に位置し、戦場の護神として信仰された摩利支尊天(まりしそんてん)が祀られています。
東福寺 第70世住持・金山明昶(きんざんめいしょう)が、1391年(明徳2年)に創建したと伝わります。
明治元年(1868年)には、神仏分離令の後に起きた廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)の被害に遭い、一時期廃れますが明治44年(1911年)に再興されました。
廃仏毀釈とは、全国各地で神仏に対する不満を募らせた人々が、仏教寺院を襲い、そこにある仏教にまつわる様々なものを破壊する運動を行ったことを言うそうです。
光明院 庭園の美しさに感動です
塔頭とは、「たっちゅう」と読みます。本山の中でもトップにあたる門主・法主や位の高い高僧が、引退後に隠居をするため、あるいは、亡くなったときにはお墓として境内の中に建てられたお寺のことを指します。
その塔頭の中でもぜひ見に行きたいのが、紅葉時期限定で公開される「光明院(こうみょういん)」「龍吟庵(りょうぎんあん)」「勝林寺(しょうりんじ)」です。上と下の写真は虹の苔寺ともいわれる「光明院」。「波心の庭」と呼ばれる庭園とその周りに色づく紅葉が美しい癒しスポットです。
東福寺と光明院 絶景の美しさを堪能できた紅葉狩りでした。いかんせ、空いてたためじっくりゆっくり写真撮影ができたことが良かったです。例年11月中旬ごろから色づき始め、見頃は11月下旬から12月初旬とのことです。一度は見るべき必見の紅葉ポイントだと思います。
昼食は、下賀茂神社近くにあるお食事処 ごん蔵 にて頂きました。
つけ麵ならぬ、つけうどんを頂きました。 だし汁がこれまた絶妙な味で辛みが効いて美味い。麺は細麺で、つるつるでのど越しがよい。
だし汁のうまみと相まって2杯は食べられそうな感じでした。
豚うどんです。 こちらもあっさりした風味の出汁が効いて美味い。
東福寺の紅葉は、毎年11月最終週くらいがBestではないかと思います。
まだこちらの紅葉狩りされたことのない方は、一度は見に行くべき京都を代表するくらい価値ある紅葉の名所だと思います。