室生寺 石楠花(しゃくなげ)見学の旅
4月の後半天気も良く快晴の中、ドライブがてらに室生寺の石楠花(しゃくなげ)を観てきました。
以下地図は、google mapを規約に従い利用せて頂きました。
人出も極めて少なく境内は、静寂そのものでした。
橋を渡るとすぐ目に付くのが、表門です。
室生寺全体の位置関係は、下の図のとおりです。 下図は、公式HPからの引用
表門を右手に曲がるとすぐ目に入るのが「仁王門」です。元禄時代に一度焼失し、その後長い間姿を消していたが、昭和40年(1965年)11月に再建された。門の両脇で構える仁王像も、昭和に再興されたとのことです。門の朱塗りも仁王像の色彩も、まだ色鮮やかで美しい。
山岳寺院としても知られている、女人高野とも呼ばれ親しまれている室生寺。仁王門周辺や鎧坂から五重塔にかけての参道に、約3,000株の石楠花(しゃくなげ)が植えられておりお寺の静寂さと相まって美しく咲いていました。 4月の後半でまだ、つぼみくらいかと思いきや、意外にもほぼ満開状態でした。
「鎧坂」を登りきると、向かって右手に「天神社拝殿」、正面には「金堂」、左手には「弥勒堂(みろくどう)」がある。「弥勒堂」は鎌倉時代の建築で、屋根はヒノキやサワラの木を薄く割って重ねた杮葺(こけらぶき)。周囲の木々の新緑も美しい。
金堂
室生寺に来たら、この金堂に安置されている仏像は必見です。
堂内の仏像は、左から十一面観音(じゅういちめんかんのん)、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)、本尊の釈迦如来(しゃかにょらい)、薬師如来(やくしにょらい)、地蔵菩薩(じぞうぼさつ)の順に並んでおり、その前列に十二神将(じゅうにしんしょう)像が安置されています。堂内は、撮影禁止となっていました。
本堂(灌頂堂(かんじょうどう))
本尊は釈迦如来(しゃかにょらい)です。
石楠花と新緑のモミジが丁度良い感じです。
石積み階段の途中 両脇に咲く可憐な石楠花 綺麗でした。
階段の下から見上げる五重塔は、石楠花の美しさと相まって引き締まって見えます。
杉木立の中、可憐なしゃくなげに囲まれた五重塔はより一層美しい佇まいを見せています。
どこから見ても美しい姿の五重塔
屋外にある五重塔としては、法隆寺にある五重塔に次いで歴史は古く、日本で2番目に古く国内最小の建物とのことです。
奥の院へ続く、この急な坂道かなりきついです。一気に登れる人は大したもんです。
石積み階段の途中で足を止めて、石楠花を鑑賞です。
昼食は、お寺の入り口にあるお食事処 橋本屋にてとろろ芋蕎麦を食しました。
次いで川沿いにある回転焼きの栄吉にて『よもぎ入り回転焼き』も旅のついでに頂きました。ホクホクで美味しかったです。
以上、室生寺の旅終わりです。